世界3大大火ってのがあったらしいぜ。
火事って恐いよな~。
家が一瞬でなくなるもんな。
みんなで毎日ご飯食べてたリビングも、川の字になって寝てた寝室も、じいちゃんに買ってもらったランドセルも、週末しかやらしてもらえなくて、毎週楽しみにしていたニンテンドースイッチも全部なくなるんやもんな。
最悪、家族のだれかが死んでしまうかもしれないし。
家が一軒燃えるだけでも大惨事。
でもな、それの遥かに上をいく想像もできひんような、悲惨な火事が過去にはあったらしい。
それが世界3大大火って呼ばれる火災で、
①明暦の大火
②ローマの大火
③ロンドンの大火
の3つの火災を合わせてそう呼ぶみたい。
①明暦の大火だけざっくりと説明してみると…。
1657年に当時の江戸の大半を焼失した大きな火事やったみたいで、死者は10万ともいわれてる。出典:wikipedia
死者10万人やで!?
ちょっと想像してみて。
自分の住んでる町がぜーんぶ燃えてしまって、
そこに住んでいた人のほとんどが死んでしまった。もちろん自分の家族も親族も…。
僕がそんな状況に陥ったとしたら…。絶望しかないな。
★★★
で、現代に話を戻すと…。
今はみんなが住んでる町に防火地域、準防火地域っていう区分けがしてあるんよね。
それがなんやっていうたら、火事がおきても燃え広がって、えらいことにならないようにしっかりと対策をしないといけない地域ってこと。もっと詳しくいうと、火事になりにくい建物を建てないといけない地域ってこと。
他にも、ちょっと難しいけど、防火構造とか耐火構造って名前の建物の建て方があったりして…。
まぁ要は、現代は火事が燃え広がらない工夫をあれやこれやとやってますよ!ってこと。
んで、ここが一番のメッセージなんやけど。
これらは全部、過去の火事で大変な思いをされた人々の悲鳴や絶望、そういった類のものの上にできあがった制度、知恵、技術etcなんよ。
そんなんわかっとるわっ!って?
やとしたらごめんなさい。
でも、僕も含めて人ってすぐ慣れてしまうやん。
安全、安心が当たり前。日常のありがたみなんかすぐ忘れるやん。
自戒もこめて、あたりまえに慣れずに、感謝して生きていきたいなぁ。