鈴木こーすけの防災ブログ

防災について考えたことをつづります。

防災×エンタメ

高荷智也さんがマツコの知らない世界というTV番組に出演されていた。
そこから感じたことを書いてみる。
まず高荷智也さんとは何者かというと、防災業界では最近一番売れているのではないかと個人的に思っている防災アドバイザーの方で、voicyやyoutubetwitter等、様々なメディアで有益な防災情報を発信しておられる方です。
んで、TV番組の内容については防災とエンタメの掛け算をここまで高いレベルで作り上げたことに感動いたしました。
さずがゴールデンタイムで1時間、防災ネタで番組を作る覚悟があるのにはちゃんと理由があったんですね。
防災というと真面目、小難しい話、キャッチーじゃないというイメージが先行しそうですが、そのイメージを払しょくするあっという間の1時間でした。
一方でここが今後の課題なのかもと感じるところがありました。
それは一般人に受けやすい防災ネタはいずれも極端ってこと。
例えば核シェルターの話とか、放射能汚染された水をろ過できる装置とか、
確かにテレビ受けを狙うとそういった極端なグッズで視聴者の眼をひくことになるのでしょう。
その反面、防災の本質的な話題やネタをテレビでは流しにくいのは事実だなぁと。
防災番組がゴールデンタイムに放送されたのは大きな進歩。
本質的な防災のネタをしっかりとしたエンターテイメントで視聴者に届ける。
次のレベルはこれだなぁと個人的には思いました。