電線からの火花 どうやって防ぐ!?
東日本大震災でもよく使われた想定外という言葉。
今回の台風14号でもまさかこんなことになるなんてという、想定外の事態が多発しているのでないかと思います。
台風14号に関して、このような気になるニュースがありました。
どうやら台風の影響で電線が切れており、停電を復旧させた後、そこから火花が散っていたようです。
通電火災というと地震で停電した住宅に電気が復旧した際、倒れたストーブや損傷した電気コードに通電し、出火。家人は避難しており、出火に気付かない。そのため火災は拡大していく…。といったパターンが典型ですが、今回のように切れた電線から出火パターンが事実だとすれば、どうやって防げばよいのでしょうか。
先ほど述べた典型的な通電火災は感震ブレーカーや避難時にブレーカーを落とすといったことで防げます。一方で住宅の外で漏電しており、そこから出火となると、個人レベルで防ぐ方法はほとんどないのではないでしょうか。
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また、調べてみると漏電箇所から数十メートル離れた場所から出火に至った事例もありました。↓↓↓
https://www.bousaihaku.com/wp/wp-content/uploads/2020/12/no141_-67p.pdf
このような事例を見ていると、台風で停電した際や自宅付近で漏電が発覚した場合は火災になりえるという想定を頭の片隅においておくことも重要なことでないかと思いました。